ユリウスマインルとルイビトン。

ユリウスマインルは1862年創業の世界最大のコーヒーの輸入とロースターなんだそうです。 ウィーンのグラーベンには 超高級のスーパーマーケットもあります。

ちょっとした立ち食いのできる所。

店内。

コーヒー。

 

ユリウスマインル2世の2度目の奥さんが日本人の田中路子さん。40歳年下。 離婚して彼女がドイツの俳優と再婚するときに ユリウスマインル2世が立会人になったとか。路子さんは小澤征爾氏や元ソニーの社長で声楽家だった大賀氏などのドイツの留学生の世話をするお母さん的な方だったそうです。彼女も声楽家であり女優さんでした。

 

コロナ以前には 店の2階にMICHIKOというお茶のステキなコーナーがありましたが 今はもうMICHIKOと名のついたものは 下に付けます写真の抹茶のセットだけ。

ポスターもなくなっていますし だんだん忘れられていくのかな。 彼女には子供がいなかったので 前夫人のほうからの子孫で続いているのかしらね。 現在は5世と6世の時代だそうです。

コロナ以前に すでに あのお店がなくなるかもしれない と聞いていましたが 去年の夏の滞在時には 今までの半分ぐらいの大きさに縮小されていて がっかりしました。ステキなレストランやティールームがあったのですが。 こういう高級なグルメのお店も必要ですよ。ちなみに日本からの和牛 (今はオーストラリア和牛にオーストリア和牛もありますので) のフィレが1キロ760ユーロで売られていました。111930円。28585バーツ。

それで今回の滞在でびっくりしたのは 元のお店の半分がルイビトンになっていたことです。 1等地ですからね。

以前はユリウスマインルの入り口はこちらにありました。

このお買い物した方々は北京語を話していました。