ウィーン19区と 不動産の話。有名な人のプラークも。

これは先日ウィーンの森に行くために乗ったバスの中からの風景。ハイリゲンシュタットの駅から38Aのバスに乗ります。 ウィーン19区の中を通って途中で ホイリゲ(新種の白ワインと食事を出す居酒屋)で有名なグリンチングを通って 森のほうに行くバスです。 19区のこの辺りは高級住宅街で もともとは ほとんどマンション(日本のマンションじゃないですよ!!!) だったところを 維持できなくなったか 核家族になって大邸宅はいらなくなったのか。。。で マンションを幾つかのアパートに改造したり 建て直してドュープレックスにしたり 3階だけぐらいのアパートに改装されているところが多いですけど まだところどころ大きなお屋敷が残っていて どなたがお住まいなんだろう?と言ったところです。 1区( オペラ座やシュテファンツ゚寺院のあるウィーンの中心地)の次ぐらいに不動産の高い地域です。 1区には一軒家はありません。 ほとんどすべて1階部分が店やレストランや銀行だったりで上階が住居部分になってます。 持ち主のほとんどが教会、保険会社、ウィーン市などで このごろ ちょこちょこ個人所有のところも出てきました。 

ここでは有名な方の住んでいた建物にはプラーク(額というか刻板というか)がつけれています。今回のバス乗りでは 指揮者で有名なカールベーム氏の住んでいた建物が目につきました。 ここから演奏会場には結構遠かったな?と思ったりして。

ウィーンのあちこちにそういったプラークの付いた建物があります。音楽家だけではなく著名な科学者なども。 うちの近所にもありますけど ドクターなんとかなのでどなたか存じません。

これはビバルディが住んでいた所。1678年にベニスで生まれて1741年にウィーンで死亡。最後はこの建物だったのね。

これは3区にあるベートーベンが住んでいた建物。彼は引っ越し間だったようでウィーンだけでも10回ぐらい引っ越ししていたようです。