ウィーンフィルコンサート。フランツウェルザーモスト指揮。

プログラムはヒンデミットの吹奏楽のための交響曲 R.シュトラウスの"影のない女"による交響的幻想曲、シェーンベルグのオーケストラのためのバリエーションOP.31 とラベルのヴァルツ "ワルツ"。

ヒンデミットとシェーンベルグの曲は宿題していきました。シェーンベルグの曲をスコアを見ながら録音を聞いていましたが あまりの難しさに 気がついたら居眠りしてましたよ。

ヒンデミットの曲はわたしにとっては 破壊されたファンファーレ。

R.シュトラウスはオーケストレーションの素晴らしい作曲家。 ウイーンフィルのうまさで堪能。

さて 宿題中は居眠りしたシェーンベルグはこのオーケストラですと別物。 意外と好きな曲というのが私の感想。 宿題もいいオケので聞かないとだめですね。特に難しい曲はね。ブラボー!の演奏でした。

最後のみんなの待ってましたのラベルのワルツは あっという間に終わってしまうぐらいの素晴らしさ。ラベルというとボレロですけど あんなものじゃないです。作曲がずっと上等にできてます。ジャズのコードも聞こえてくるし 最後のころの大爆発のワルツ 素晴らしい。

 

指揮者が座って指揮しました。燕尾服にスニーカーのようなもので登場。歩くのが辛そうでした。腰を痛めているのでしょう。出入りはつらそうでした。でもラベルのワルツの時には立ち上がって飛び跳ねていたから 今日あたり いてて。。。。でしょうね。

この1週間でベルリンフィルとウィーンフィルを聞いて 私はウィーンフィルですね。

何が違うのでしょうか。私の素人考えでは ベルリンフィルは世界中からのうまい演奏家が集まっているオケ。 ウィーンフィルは最近はだいぶ世界的になってきましたが いまだにオーストリア人、ハンガリー人、チェコ人、クロアティア人など この辺の共通した音楽を持っている演奏家が多い。 それからオーストリア 特にウィーンで一時的にも教育を受けている人が多いということじゃないかと思います。どうでしょう?